今回はステップの作り方をレポートします。
キットのステップは平らな板に印刷されているだけ。400分の1のスケールではこれが限界かもしれませんが、これではちょっと悲しいですよね。そこで自分で作ることにしました。
作り方は、昔どこかで読んだのだったか、自分でやってみて偶然できたのだか、記憶が定かでありませんが、折り紙技術的で理論上は完璧です。
下のイラストをご覧下さい。
平行なスリットを同じ長さで、上の図のように入れていき入れた部分を切り出します。そして一方を上向き、他方を下向きになるように折り曲げるとずらっと階段が出来上がります。
その両側面に紙のストライプ(この部分を何と呼ぶのでしょう?)を貼り、余ったところを切り落とすとステップの完成です。スリットの間隔が踏み板の幅になります。そして一段ごとの高さはピタゴラスの定理で導き出せます。
ですから45度の角度の階段を、スリットの間隔を1 mmでつくると、一段ごとの高さも1 mmになります。これだと400倍して40 cm。ちょっと高いですね。スリットの間隔を1/√2 mm(約0.71 mm)にすると実際では約28.5 cm。何とか許容範囲ですかね。
次の写真はそうやって作ったステップです。
工作にはまだまだ改善の余地があります。
おっ!だいぶん完成に近づいてきましたね!
返信削除ピタゴラスの定理・・・。何でしたっけ?
√も出てきてるじゃないですか!
模型を造るのに数学が必要なんですねぇ。
文系の私にはサッパリですわ。
細かい作業の連続ですね!
メガネを外さなくても全く気になりませんよ~!
Dockさん
返信削除温かいお言葉、ありがとうございます!
最後まで作り上げられるように頑張ります。
ピタゴラスの定理は、三平方の定理です。ほら、直角三角形の短い二辺をそれぞれ二乗したものを足すと斜辺を二乗したものに一致するというやつ。
でもそんなのを使わなくても、この場合、計算できましたね。ピタゴラスの定理は余計でした。私も文系、この程度です。