今回はナビゲーションデッキを組み立てます。
ここまでの反省で、デッキを作りそれを本体に貼り合わせた後にそのデッキの船室を取付けると工作が難しくなるので、まずはデッキの上に船室を組み立ててそれを本体に貼付けたらどうかというアイディアが出ました。これを実践してみました。
上の写真の左がナビゲーションデッキ、右が本体です。
このようにナビゲーションデッキを組み立ててみました。工作は確かに楽なのですが、やはり糊付けで多少デッキが歪みます。そして本体に貼付けるときはかえって面倒で、糊付け面を接着するのにおさえるところがなくかえって苦労しました。
そしてもう一つの問題が・・。
今回、分厚いのりしろのせいで接着が難しくなるということを考えて、ナビゲーションデッキの船室の下の部分ののりしろを全部取ってしまい、薄い紙でのりしろを別に作りデッキに接着しました。ここまでは上手くできたのですが、このようにすると船室の壁が内側に傾いてしまって、その屋根になるコンパスデッキを載せたとき、壁が内側に傾いたままくっついてしまい修正できなくなるというトラブルがありました。
分厚いのりしろが付いていてそれをデッキに貼付けると壁は外に傾きます。外に傾いた壁はその上のデッキを接着するときにある程度は外から押すことで傾きを修正できますが、内側に傾いた壁は、引っ張り出すということは不可能ですので、どうすることもできません。
今回のディテールアップですが、操舵室の窓を開けてみました。やり方は切り抜いて裏に透明な素材を貼付けるのですが、これをやるとコンパスデッキとの接着のためののりしろが邪魔になります。窓の桟が細いので、この厚手ののりしろが付いていると窓の面が、のりしろを折ったときにその力で反ってしまいます。
そこで本来のりしろを切り落とし、薄いのりしろを別に付けました。上手く行ったと思ったのですが、一部が窓からはみ出てしまい、折角苦労して開けた窓を一部埋めてしまいました。難しいものですね。
ナビゲーションデッキを本体に載せてみました。これから接着します。
Berlinerさん、はじめまして!
返信削除ふねきちさんのトコから来ました。
ベルリンにお住まいなんですか?
これはペーパーモデルなんですね!
しかし凝ってますねぇ!
ボラード、キャプスタンや手摺りまで!
ディテールアップも細かい作業ですね。
不器用な私には普通のキットを作る事さえ無理だと思います。
完成が楽しみですね~!またお邪魔させて頂きます。
ただ、この「Stefan Batory」って船、よく知らないんですよ~。
Dockさん、コメント有り難うございます。ご返事が遅れてしまい失礼をいたしました。
返信削除Stefan Batoryという船は私もよく知らなかったのですが、ポーランドのトランスアトランティックライナーだということです。説明書に船の経歴が書かれていましたので、いずれ詳しく紹介するつもりです。
Dockさんもクラシックな客船がお好きでしたね。やはり船はこうあって欲しいですよね。