鋭意製作中

8月に入りましたまだ完成していません。
今月こそ完成へ!

2010年9月7日火曜日

ボートデッキの作製と接着


今回はボートデッキを作ります。

これまでの教訓を生かし、前の晩から表裏の紙板を貼付けたものを平らな場所に置き、重しをして平らに仕上げました。

そしてそれを本体の上に接着するのですが、ここで問題が発生しました。折角平らに作ったデッキなのに、本体の歪みに合わせて、また接着の際の糊で下の方の紙がふやけ、さらにその糊が固まるとどうしても歪みがでてしまいます。

本体が歪んでいるのは、工作の失敗で今や仕方がないのですが、それに合わせて歪み、さらに接着の糊で歪んでしまうのは、何とか避けられないものでしょうか。

しかし所詮は紙の板、それも合板ですのでそのままなら歪みがでるのが当たり前と言えば当たり前・・。そこで考えつきました。デッキだけでなく、その上に載る船室の壁をデッキに貼付けてから本体に載せたら?

デッキに垂直に載る壁は切り出しで失敗しない限り、水平を保っています。それをデッキに接着すればデッキの板の平坦さがある程度強化され、本体に貼付けたときの歪みが多少は少なくなるのではないか、とそう考えました。

それにこの工作方法は他の利点もあります。複雑な形の壁(このキットでは前から後ろまで一つの部品で作られています)を組立済の本体に貼付けるのは至難の業。さらにその貼付ける面のデッキが歪んでいるとなればさらに接着が困難になり、どうしても着かずに浮いてしまうところがでてきます。しかし本体に接着される前の、まだ歪みのない板に載せるなら工作が容易になりますし、壁の底が一部浮いてしまうということも避けられます。

ボートデッキを着けてしまいましたので、残っているデッキはそう多くはありませんが、この方法をどこかで試してみることにしましょう。

ところで写真をよくご覧になるとわかるかと思いますが、手すりに横のバー?を一本追加したのにお気づきでしょうか。手すりの下がすかすかなのは格好が悪いのと、手すりがオーバースケールになってしまったことを反省して、どれだけ細い部品を切り出せるかの実験でできた極細の紙のストライプを利用して作りました。いずれにしても横のバーの数は足りず、軍艦の手すりのようになってしまいましたが、習作ということでこの辺りで妥協しました。

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