Der liebe Gott steckt im Detail.
神は細部に宿る。
この言葉は、いろいろな人が使っているようです。私は歴史家の言葉だと思っていたのですが、どうもそうではないようですね。だれが言ったにしろ、ものを表現したり、作ったりする人にとって一面の真実を伝えています。模型作りもまた同じかもしれません。
今製作中のStefan Batoryの実際の写真を見ていると、ボートデッキのフロント部分とナビゲーションデッキのウィングのエッジには木が貼られているのがわかったのですが、キットの印刷ではそこまでは表現されていません。そこでこれを何とか表現したいと思ったのですが・・。
昨日紹介したペイントマーカーは、エッジのアウトラインを消すのには良いのですが、エッジに色を載せるのにはちょっと大きすぎます。インクがにじんで塗らなくてもいいところまで塗料が回ってしまいそうです。そこでこの塗装を実現するためにオフセット印刷を参考にこんな方法を考えました。
別の平らな板の上に塗料を載せ、それを塗装対象部分に押し付けることで塗料を置いていくというのはどうでしょうか。私が使用したのは消しゴム。これですと塗料は直ぐにはしみこみませんし、弾力もありますので最適ではないかなと思ったのです。
早速やってみました。エッジの部分に上手く色が載っていますか。ただベンチレーターの後ろにはもう消しゴムが届きませんでした。計画性も重要ですね・・。
それと船首デッキを繋ぐステップ4つを作り設置しました。このステップのことを英訳の組立説明書では「ギャングウェイ」と呼んでいますが、この表現は適切ですか。私は岸と船を繋ぐタラップのことだけをそう呼ぶのかと思っていたのですが。
細部ついでにステップの手すりも作りたいところですが、これはちょっと難しいでしょうか。エッチングパーツにはそういうものも販売されているようなのですが、そこまではしたくない。少し検討してみます。
ステップの作り方は、いずれ説明します。技量のせいであまりきれいにできなかったのですが、自分では納得しています。眼鏡を外すと気になりません(笑)。
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