今回は巻き上げ機(windlass)を製作します。組立説明書には二通りの製作が説明されています。
一つは簡単なもの。あと一つは複雑なものです。前者は表面に鎖等が印刷されているものを箱形に組み立てて接着するものですが、後者はその印刷されている部品を一つ一つ組み立てて全体を作るというものです。今回は、両方を作ってみました。下の写真はそれを並べたものです。
左が簡単なもの、右が部品を組み立てたものです。大きさはどちらも1センチ立方メートルに満たないもので複雑な方はかなり大変です。かなり注意して作ったのですが、複雑な方はかなり「がちゃがちゃ」です。この辺りは修行不足ということですね。しかし修行不足ながらも、細かな部品も後の方になるとしだいに精密に組み立てられるようになっていきます。
複雑な方の右半分と左半分で「狂い」が違っているのがわかります。左半分は時間的に後の製作です。
本体に接着するのはどちらにしましょうか。きれいな方を付けた方がもちろん良いのですが、苦労を考えると複雑な方になりますね。この辺りは苦労して育てた子供の方がかわいいと言う親の心理に通ずるところがあるようです。
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