鋭意製作中

8月に入りましたまだ完成していません。
今月こそ完成へ!

2010年9月26日日曜日

エッジと接合部の塗装のためのペイントマーカー

ペーパークラフのキットを組み立てているとどんなに正確にパーツを切り出してもそのパーツの外形を描いたラインが残ってしまいます。特に白いパーツは黒のラインがくっきりと残ってしまい見苦しい。

そこでその線を消そうと、プラスチックモデル塗装用のラッカー系の塗料を使いました。筆で塗りますので技量次第できれいにできるのですが、この塗料、家族の評判がいまいち(といっても女房だけですが)。

そこで代替手段をと考えていたところ、デザイン用品店で便利なペイントマーカーを見つけました。ドイツのメーカーのeddingという商品です。日本でも見かけたことがあります。早速使ってみました。色は白、黒、茶、黄、緑を用意しました。細さも各種そろっていてなかなか重宝です。ペン先を押すと中から塗料がしみ出してきますのでラッカー系の塗料を塗っているような感じになります。

これは重宝だと喜んでいたのですが、思わぬ欠陥が・・。この製品、どうもペン先からではなく継ぎ目からインクが漏れ出すことが多いようです。私の購入した上記の5色のうち液漏れがあったのが白と黒の二本。40%の確率ということになります。どんな商品でも製造ミスが出ないということはありませんがこの率は高すぎますね。製造元に、よくこういうことが起こるのかという問い合わせのメールを出したのですが、読まれていないのか返答がありませんでした。Made in Japanとなっていますので、それが本当ならコンセプトが良いだけに非常に残念。

写真:eddingとSchneider Paint-Marker。eddingの白と黒で液漏れが起こっている。上は製造中のStefan Batory



金属のシリンダー部分(柄の部分)とペン先のプラスチック部分の接合に無理があるのではないかと思いますが・・。

これでは手や机、折角作ったモデルを汚してしまいますので、代替品はないかと探していたところ、Schneider Paint-Markerという製品があるのがわかりました。これもドイツのメーカーでドイツ製です。これは全体がプラスチックでできていて今のところ液漏れはありません。ただ残念なのは、eddingに比べてラインナップが少ないということ。白、黒、金、銀くらいしかありません。もっと色が増えてくれると良いのですが。

ところでこれらは我が造船所にとって会計的にはどのように分類すべきでしょうか。塗装のための道具ですから、小なりと言えども固定資産でしょうか。しかし中身を使い切ってしまうと外のケース、ペン先は無用になってしまいますから、全体を塗料と考えて材料等の消耗品(流動資産)に分類した方が合理的ですかね。ドイツ語ですとRoh-, Hilfs- und Betriebsstoffeと呼び、略してRHBなんて言ったりします。「原材料、補助材料、工場消耗品」のことです。

1 件のコメント:

  1. 書き忘れたことがありましたので、ブロガー本人からコメントを投稿します。

    このマーカーの色、当然ながらキット本来の色とは必ずしも一致しません。白と言っても紙の白さと塗料の白は違います。ですから大きな範囲をマーカーで塗るとその違いが目立ちます。アウトラインを消すため、接合部が目立つときなどにタッチする程度にしか使えないと考えておいた方が良いでしょう。

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