鋭意製作中

8月に入りましたまだ完成していません。
今月こそ完成へ!

2010年10月4日月曜日

排気ダクト?

今年のドイツはキノコが大豊作でした。毎年高い値がつくシュタインピルツ(直訳する「石茸」ですが、辞書を見ると「ヤマドリタケ」という和名があるようです)もたくさん市場に出回り、値段もお買い得な価格に下がっていました。

そして製造中のStefan Batoryの甲板にもキノコのようにベンチレーターがにょきにょき生えてきました。しかしその中でどうしても何なのかわからないパーツがあります。パーツ番号120の4つの部品。


組立説明書を読みますとそれぞれ二つを貼り合わせて煙突の後ろに切り込みを入れて接着しろ、なんてことが書いてあるだけでこれが何なのかという説明はありません。

一体なんでしょうか。形から言うとデフレクターでしょうか。煙突からの排気が後部のデッキに流れ込まないようにするためとか?

二つを貼り合わせろ、と言うのは厚みを出すためでしょう。となると結構厚みのあるものなのでしょうか。実際の船の写真を見てみると、はっきりとは確認できないのですが、煙突の後ろにそれらしきものがあります。しかし厚さはどうもモデルのものよりももっと大きいようで、後ろ向きに口を開けた排気ダクトのように見えます。今回はそういう解釈で組み立てて設置することにしました。

ちょうど二枚の間を使うと角張った筒状になりますね。


左の二つがそれです。船にはこんなのありますよね。

右の三つはこれから造る後部クレーンの台座の足になる部分です。直径2 mm程度の筒なんですが、紙を曲げて作ります。はじめは、そんなことできるか!、無理を言うな!と思いましたが、何度かやってみるとできるようになるものですね。今では直径1 mmまでなら結構きれいにできるようになりました。修練の成果ですね。

紙模型って全て自分でパーツの形を作っていかなければなりませんから、できはその人の腕に大きく依存します。どんなに良くできたキットでも所詮は平面の紙です。それをいかに三次元にしていくかってところが醍醐味なんですね。

パーツ120を組み立て、それを設置したのが次の写真です。



煙突のすぐ後ろの二つ、わかりますか。しかしこうやってみるともっと修練が必要なのがわかります・・。

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