鋭意製作中

8月に入りましたまだ完成していません。
今月こそ完成へ!

2012年6月11日月曜日

NDL Potsdam (62) - 中間報告

今日は製作手順は報告しませんが、上部プロムナードデッキ(ボートデッキ)の手すりにウッド部分を載せました。この機会に現在の進捗状況を画像でお知らせします。


まずは全体像から。ポツダム号は客船ですが、正確には貨客船です。カーゴスペースにもかなりの船倉が割かれています。そのためブリッジよりも前が長く、ダイナミックな形状をしています。ここが現代のクルーズ船にはない格好よさと言えるでしょう。大西洋航路の船は比較的現代のクルーズ船に似ていますが、この極東航路(日本を中心に見ると欧州航路)の船は、典型的な貨客船。ダイナミックかつスポーティーな姿です。うっとり。


次はの二枚はブリッジとハウスファサードのアップです。配置はNYKの新田丸級に似ていますが、新田丸級ではブリッジがもう一デッキ高い位置にあります。


プロムナードデッキのファサードは、複雑な窓の配置と曲面によって構成されています。作るのに苦労しましたが、 こうやって見ると苦労した甲斐がありました。右舷のプロムナードデッキの窓の並び、そして上部プロムナードデッキ(ボートデッキ)の手すりもきれいですね。


次の二枚は後方から。手すりの部分が多くて苦労していますが、つたない技術でもそこそこ見られるものになるのも手すりのお陰です。上手くできると視線を惹き付ける効果がありますので、他の失敗しているところを隠してくれます。


後方からの眺めを少しアップしてみました。甲板が弧を描いているのが分かります。


上から見下ろしてみました。ハウスは上に行くほど狭くなっています。昔の船は、こういうところが美しい。現代の客船のようにボートデッキの上に何層にもわたってベランダ付の部屋が並んでいると言うことはありません。


真っ正面から一ショット。実際の船だったら舳先に立てばこんな写真が撮れるでしょうか。


最後は岸壁からというアングルで撮ってみました。喫水線の流線型と丸みを帯びたハウスのデザインが格好いい。


完成してもいないのにうっとりしてないで、どんどん作業をすすめろ!って声が聞こえてきそうですが、まあそう焦らずに、のんきにおつきあい下さい。

4 件のコメント:

  1. 完成してないのにうっとり、いいじゃないですか!
    階段状のハウスもいいですね~。手摺りの効果も抜群!
    ほほぅ!キャンバもしっかり付いてるんですね。
    こういう柔らかな丸みが現代の客船には無いですよね~。
    う~ん、乗ってみたい!
    完成の暁には、処女航海に招待して下さいネ!(笑)

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    1. DOCKさん、コメント有り難うございます。
      丸みと曲線、この時代の船って美しいですよね。完成したら、処女航海にご招待しますよ。我々の夢を乗せましょう!

      今週末、ちょっと船に乗ります。ドイツとスウェーデンを結ぶ鉄道連絡船です。列車の運行スケジュールの関係で船の外からの撮影はできないかもしれませんが、中は写してきますのでお楽しみに。もう一つのブログに掲載します。

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  2. 私もDOCKさんと一緒に乗せてください!
    最近、船に乗ってないので欲求不満気味です。

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    1. はい、ご乗船お待ちしております。但し夢しか乗りませんが。
      1等特別室を空けておきますね。ボートデッキ(上部プロムナードデッキ)の窓の付いているところですよ。

      たくさんのコメント、有り難うございました。もう一つのブログ「港町ベルリン」で「阿房列車」の旅行記を掲載しています。よろしければフェリーの写真も載せましたのでご笑覧下さい。

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