鋭意製作中

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2012年6月10日日曜日

NDL Potsdam (61) - ベンチ3つ

このところ手すりばかり作ってきましたが、今回は久しぶりに違うパーツです。ベンチを三つ作ります。

部品番号は108と109。前者を二つ、後者を一つ作ります。方針は、なるべく紙の白い部分を出さずに塗装されている面を使うと言うこと。さて始めます。



まず108から。山折と谷折になる部分を裏に描きます。裏から見て山折になる部分は、半分くらい切り込みを入れて折りやすくします。谷折も同様ですが、こちらは切り込みだけでは不十分で一工夫が必要です。


ベンチに座った人の膝の裏側になる部分ですが、このように一部を彫って取り除きます。イメージは、彫刻刀の三角刀で彫る感じ。実際にはラインの両側からナイフを斜めに入れて取り除く部分を台紙から切り離します。分かりますか?
面倒ですが、このようにしないと上手く谷折りできません。


切り出しました。その他は、山折になる部分に表から切り込みを入れます。表から切り込みを入れると折ったときに白い部分が出てしまいますので、なるべく控えているのですが、どうしても避けられない場合もあります。


白い部分はStabiloで塗っておきます。


切り込みを入れて180°に折ったところは、紙の白い部分が出ています。ここもStabiloで塗ります。


そして同様にちょっと長い109のベンチも作ります。


後は本体に固定するのですがどちらを向いているかに注意します。上のデッキにつける108のベンチは進行方向を向いて座るように固定します。
しかし上部プロムナードデッキにつける109のベンチは、どちらを向いているのか、組立説明書のイラストを見ても分かりません。さて、困りました。


この場合、製作者の判断に任されているということになりますが、どうしましょうか。
個人的には船尾を向いて座り、白い航跡を眺めていたいような気がしますが、上部プロムナードデッキに、ベンチの前にこれだけのスペースが空いていることを考えると、やはり進行方向を向いて座ると言うのが適切と考えるべきでしょう。それにこのベンチは箱型になっていますので、おそらくその中に救命胴衣などが入っているのでしょう。緊急時に取り出すことを考えるとやはり108と同じ向きに設置すべきですね。


今日の作業はこれでお終いです。

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