鋭意製作中

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2012年6月7日木曜日

NDL Potsdam (58) - 上部プロムナードデッキの手すり (7)

まだまだ同じデッキの手すりが続きます。今日作るのはデッキの一番後ろ側の手すりですが、もううんざりですね。うんざりしていない方、どうぞゆっくりとご覧下さい。

今回は、カッター(アートナイフ)の使用を控えて、ハサミを多用して作業しました。

まずはいつものように支柱になる部分を残して不要部分を紙から取り除きます。これをするのにいつもカッターを使っていましたが、今回はハサミで作業してみます。カッターだと紙を押さえて切れることは利点なのですが、細い支柱を残そうとするとカッターを引く力で細いストライプが壊れてしまうことがあります。その点、ハサミだと文字通り挟みますので引く力で紙が壊れてしまうことがなく、細いストライプを残すことができます。そうやって作った支柱に、いつものようにボンドでコーティングした糸でバーを渡していきます。


接着に使ったボンドが乾いたらやはりハサミで切り出します。部材番号は55のl。


上の余分な部分を切り取るのもやはりハサミ。ボンドが乾燥していれば危なげなく作業できます。ボンドは木工用のものです。お店には速乾性のものもありましたが、これは普通の早さで乾きます。でもベルリンの空気は乾燥していますので、きっと日本で作業するよりも早く固まるのでしょうね。比較的大きな部材だと糊付けに手間取ると、最初にボンドを置いた部分が、接着前に乾燥してしまうこともあり、時間との勝負になります。


最後の部分を切り取りました。


設置するときの形に合わせて成形します。こんな小さな部材でも、折り曲げるとちゃんと独立して立ってくれます。ボンドでコーティングした糸は偉大です。


本体に設置する前に右舷の手すりを調整します。本体を横に寝かせて余分な部分を切り取ります。これもハサミでばっさり。


余分な部分が切り取られました。きれいにできているのに勿体ないですね。何かに使えないでしょうか。


ここで今回作った手すりを本体につけるのですが、糊付けする前に本体に合わせてみたら接着する部分よりも少し長いのが分かりました。ちゃんと作ったはずなのに1 mm程度のずれがあります。紙と言うのは実際には厚みがありますが、頭の中では平面として、二次元のものとして認識しています。このキットも紙の厚さの分だけ寸法が狂っているようです。仕方がないので余分な部分を切り取って支柱は別のストライプで作ります。


最後に本体に固定して今回の作業は終了です。

なるべく中心から外側へという方向で作業を進めています。手すりの作業はまだまだあります。うんざりしていただけたでしょうか。

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