鋭意製作中

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2011年1月23日日曜日

NDL Potsdam (10) - 窓の桟はどんな色? とりあえず・・

ステップ3の作業は着々と進行していますが、やはり窓の桟がどんな色なのかはわかりません。手元にある本で写真を探したのですが、そんな細かいところまで写っている写真をありませんでしたし、しかも白黒なので今一つよくわかりません。

わからないのなら想像するより他に手がありません。まずは桟はペイントで表現することにして再びペンテルのHybrid Gelを何色か購入しました。


金(真鍮)
銀(ステンレス、アルミ)
茶(木材)
黒(鉄の表面が酸化して黒くなったもの)
を購入して、実際に桟を描いて試してみました。

あとは時代考証と自分の好みで選ぶことにしましょう。

時代考証といってもその当時の造船のことを知っているわけではありませんので、勝手な想像に過ぎませんが、当時ステンレスやアルミがそう大量に使われていたとは思いませんし、人の好みもあり、銀色に冷たく光る素材は当時の好みではないと判断して却下。

余談ですが、戦後航空機による日米間の航空路が開設されて日本航空はそれにDC6Bを投入したそうですが、そのときの座席はアルミの足がむき出しということはなく木目調の素材で隠されていたという話をどこかで聞いたことがあります。いまでこそコンピューターの筐体でアルミの固まりから削り出されたものが使われてそれが美しいと評価される時代ですが、戦前はそんなことはなかったのでしょうね。

次に茶ですが、マホガニーなどの木材の表現と考えました。これはなかなかいい感じですので、捨て難い。
黒は、教会のステンドグラスや鉄の表面が酸化して黒光りしたものの表現と考えましたが、これはあまりきれいでない。
金は真鍮です。

当時の船でどんな素材が一般的に使われているかわかりませんが、真鍮なんかが妥当なところかなと思いました。描いて窓に貼ってみた感じも金が一番しっくりしますので、ここは当造船所の経営者であり工場長であり作業員であり調達係であり・・の私の判断で金にしました。

浅田次郎の『シェラザード』でも、彌勒丸の真鍮の手すりを軍に供出するように命じられたのを宮様のとりなしで撤去、供出を中止させたという下りがあり、当時の船のインテリアの部材はそんな感じで、磨き上げられて金色に光った真鍮だったのではないかと想像を羽ばたかせてみました。

写真は残念ながらきれいに写っていないのですがこんな感じになります。


電子顕微鏡で分子を撮影した写真のようにぼやけてしまってなんだかよくわかりませんが、真鍮の桟が描かれています。

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