最近本業の方が忙しく、模型作りは捗りません。
今日、ようやく第二工程がほぼ終了しました。
現在、横方向の肋材をキールに交差させ、底板に接着し、糊が乾くのを待っている状態です。手前にあるのは部材リストによれば
Längespant
だそうです。縦方向の肋材とでも言うのでしょうか。船体のサイドに前後に組み込みます。サイドキールを水平に寝かせたような部材です。
これを付けると第二工程が終わるのですが、差し込む部材の都合上、どうしても第一工程で組み立てた船首部分と接着しなければならないことがわかりました。二つを接続しただけでも大分大きなものになりますので船体を載せる板を調達しなければなりません。
ところでこの船体の真ん中の部分ですが、組み立てていてわかったことがあります。それはこの船の舷側は、垂直に立っているというわけではない、ということです。船首の部分と真ん中の部分の接続部、部材で言うと部材番号13の肋材の付近で垂直なっていますが、その後ろは肋材が上にいくほど幅が絞られています。この事実は写真で見てもまず見つけることができません。模型を作っているとこういうところがわかって面白いですね。
次回から第三工程に入ります。
こんにちは!寒いですね!
返信削除日本は各地で大変な積雪ですよ。
広島県の北部では2m近い積雪があるようです。
滅多に雪の降らない広島市内も、早朝は道路が凍結してるところもあり通勤が大変です。
ベルリンは北海道より北の緯度なんですよね?
日本よりもっと寒そうですね。
キットが届いてまだ半月位しか経ってないと思うのですが、既にここまで出来てるんですね!
こうして見ると、本物の船の建造と同じようなんですね。船の構造がよく判りますね!
まさに「ベルリン造船所」!
興味津々です!なかなか訪問できませんが、次回も楽しみにしてます!
Dockさん、コメント有り難うございます。
返信削除作業はなかなか進みませんので、たまに訪問していただくだけで十分ですよ。
ベルリンの緯度は、東アジアに持ってくると樺太の真ん中ぐらいです。この冬はとても寒かったですし、寒波が来れば最高気温が零下ということもありますが、北海道に比べれば住みやすいようですよ。北海道人がそう言っていたので間違いありません。
これほど北にあっても比較的暖かいのは、地理で習う「メキシコ湾流」に続く「北大西洋海流」のお陰だそうです。たしかに冬になるとドイツは南よりも海に近い北の方が一般的に暖かい。南ドイツは標高が高く寒いということもありますが、海からの暖かい風が吹いてくる北の方が暖かいんですね。同じような緯度でもポーランドや東ヨーロッパに入るとさらに寒くなります。
Dockさんのブログ、更新の度に拝見していますよ。ナタリー号はその後、どうなったのですか。謎の停泊船とともに気になります。