完成したStefan Batoryのフォトギャラリーを作ってみました。
まずは私の一番好きなアングル。やや斜め後方からのショットです。本体は、いろいろ工作に失敗したところがあるのですが、手すりとボートがつくとその部分をかなり隠してくれますね。そういう意味でもボートにはもう少し手を加えるべきでした。
こちらは前方から空撮風に。操舵室の窓、その下のデッキ前面の窓は実際に開いています。400分の1のモデルで窓を実際に穿つのは紙の強度との関係で難しいですし、手間もかかりますが、やはり開ければそれだけの価値はありますね。
こちらはカメラをテーブルの上に置き、水面から見上げるように撮りました。船体が滑らかに湾曲しているのがよくわかります。船はこうでないといけません。
次もカメラをテーブルに置いて、前面からのアップ。岸壁を離れたばかりのシーン、あるいは接岸間近のシーンといったところでしょうか。本当は舳先の上方はもう少し丸みを帯びているのですが、作成時、そこまで配慮できませんでした。
この角度も好きなのですが、手すりは透明シートに白い線を引いただけなので、フラッシュの光でテカってしまいました。400分の1での手すりの作成はこの透明シートを使うやり方が適当だとは思うのですが、下から見上げるとこういう難点がありますね。次回作はドイツの紙模型界で普及している250分の1のモデルにしようと思いますが、手すりはどうすべきか、頭の痛いところです。
このStefan Batoryは手元の資料による総トン数で15044 tということですからそれほど大きな船ではありませんが、私はこれくらいのバランスのとれた船が好きです。そしてオーシャンライナーとして活躍した船には、現在のエンターテイメントのための船とは違う交通手段としての合理性、美しさがあります。
この船が改造によって誕生したのは1969年のこと。改造前はHAL所属のSS Maasdamでした。今、このキットを使ってMaasdamを作れないか企んでいるところです。まだ資料不足で実現可能性が見えてこないのですが、いつか作ってStefan Batoryと並べてみたいところです。現実世界では物理的に絶対にあり得ないツーショットですが。
わ~い!ついに完成ですね!おめでとうございます!!
返信削除何度も言いますが、ホントにペーパークラフト?
素晴らしいクオリティ!!どこかの海事博物館に飾ってありそうな模型になりましたね!
各部のディテールアップが効いてますね~。
離岸直後のシーンは、私がカメラを構えてる情景が浮かんできそうです。(笑)
こうして見ると、バランスのとれた美しい客船ですね。
実物を見てみたかったです。
埃を被らないように、ガラスケースに入れて飾って下さいね!
次回作も楽しみ~!
Bon Voyage!!
Dockさん、Merci!
返信削除きれいにできたように見えますが、そこは写真の魔術。うまくできたところしか写していません。3Dで見られると見るに耐えません。punip画伯がすばらしい絵を描いてくれましたので、そちらもご覧下さい。
船のペーパークラフトは初めてだったのですが楽しめました。8月から作り始めましたので、相当エコノミーな趣味ですね。
次回は、北ドイツロイドのポツダムという船を造ろうと思っています。戦前の船になりますが個性的で面白そうな船です。
Berlinerさん、こんばんは。
返信削除造船所の方には初めてコメントいたします。
少し遅くなりましたが、完成おめでとうございます!!
写真を拝見しているだけで、本当に気が遠くなりそうなほど緻密な作業です。
私もネット上でダウンロードできるような簡単なペーパーモデルは作ったことがありますが、本場でしか購入できないような本格的な型紙に、さらにご自分で工夫を重ねられ、もはや芸術品の領域ですね。素晴らしい完成度です。
次回作も楽しみにしています!!
Monchackさん、コメントありがとうございます。飛鳥でもショップで飛鳥ペーパークラフが売られていましたか。私はクラシックな船が好きなので自分で作ることにしました。次作では欧州開戦直前までドイツと東アジアを結んでいた北ドイツロイドのポツダムという船を造る予定です。シンガポール、香港、上海、神戸、横浜に来航していたはず。Monchackさんの上海クルーズでもごらんになったバンドを背景に停泊していたことでしょうね。そのレポートも楽しみにしていますよ。
返信削除上海クルーズは憧れす。国際フェリーだと瀬戸内海を通って行くようですが、今回の上海クルーズはどのルートだったのですか。船上からの眺めは楽しめましたか。
完成おめでとうございます!
返信削除私もうれしく思います。
来年は貴殿に負けないように私もがんばります!!