もう完成間近ですが、ずっと頭を悩ませていた部分に着手しなければなりません。それは垂直に立った4本のアンテナ。最も長いものは23 mmあります。これを針金で作って垂直に立てる作業は困難が予想されます。
まず針金を真っ直ぐなまま用意するというのが難しい。そしてそれを垂直に接着するというのもまた難しいでしょう。接着できる部分は小さな点です。しかも金属と紙ですから相容れない素材。また金属という比重が大きな素材を糊が固まるまでじっと手で固定していなければならないというのもの厄介な話です・・。
そこで思いついたのが針金以外の素材を使うということ。もっと比重が小さくて紙にくっつきやすい材料。
前々回に前方マストのプラットホームに柵を作ったとき、手すり製作用の糸の意外な堅さに泣かされたのですが、そんなに強いなら垂直に立ったアンテナに使えないかと思いつきました。これならもともと真っ直ぐに作ってあるので、針金を真っ直ぐに伸ばすような苦労もありません。
さっそく実際にやってみました。
まずは素材を適切な長さにカットします。
糊を付けて所定のところに立てます。糊が乾くまで固定するための器具を作りましたが、こんなことをしなくても糸は軽いので手を放しても倒れなくなるまでさほど時間はかかりません。
4本、きれいに垂直に並びました。糸をボンドでコーティングしてありますのでかなりしっかりとしています。
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