今回から一番楽しいプロムナードデッキの工作です。
前作のStefan Batoryでは、プロムナードデッキはだたその窓が印刷されていただけでした。何とかその窓を切り抜き透明シートを貼って中が見えるようにできないかとあれこれ考え、一部は切り抜いたところもあったのですが、この細かさと自分の技術ではきれいに作るのはとても無理だと判断し、諦めました。
でもプロムナードデッキは、大型の客船において一番インパクト、個性の出るところでもあり、できれば詳細に丁寧に作りたいところ。今回は、モデルの縮尺が250分の1ですので、前作での欲求不満を解消してくれそうです。
まずは、船体にデッキの床を設置します。下の写真は設置した後のものですが、全体をウッドデッキが構成しています。
上の写真は側面から見たところ。そして下の写真は前方から見たところです。
そして最後は後方から見たところです。手前のデッキではなく後方の現在最上階になっているデッキです。
ご覧のように周囲をウッドデッキが囲んでいます。ということは「プロムナードデッキ=遊歩甲板」という名前の通り周囲をぐるっと一回りできるのですね。これは大変贅沢な作りなのではないかと思います。そしてこれは準姉妹船のシャルンホルストとグナイゼナウと違っているところでもあります。この準姉妹船の場合、最前面の部分は全体が1等社交室になっていて、プロムナードデッキの周囲をぐるっと一周することはできないのです。
確か、この三姉妹船の影響を大きく受けていると言われる日本郵船の新田丸級でもプロムナードデッキをぐるっと一周できるようになっていましたので、その部分ではシャルンホルストのレイアウトではなく、ポツダムのレイアウトが採用されたことになります。
次回は、このデッキの内側の壁を作ります。
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