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2011年5月14日土曜日

NDL Potsdam (24) - 船首材の設置


船首は、前作のStefan Batoryと違い、側面を左右貼付けて作るのではなく、船首材、ドイツ語ではStevenplatteが用意されています。これなら丸みを帯びた船首を表現できますし、また接合部が前面に来て目立ってしまうのも避けられますね。

左舷、右舷の舷側を貼った後にこの船首材を貼るのですが、左右の側面にずれがあり船首材は左舷で数ミリ延長してすき間を補填しなければなりませんでした。船首材の左舷側に縦のラインが入っているのがわかりますか。これはそこで船首材を切ったのではなく、その後ろまで残して切ったことの証拠です。

このままですと見苦しいので、このラインは塗装で隠すことにします。水性塗料のホワイトを使いますが、白と言っても紙の白とは微妙に違うんですよね。それでもわりときれいに仕上がりました。

下の写真が塗装後の様子です。


写真で見ると白く塗装したところ(ちょっとクリーム色がかって見えます)が目立ちますが、実際はそれほどでもありません。

しかしこの角度から見ると、ポツダム号の喫水線の流線型がよくわかりますね。造波抵抗を減らすためでしょうが、大分中心部に向かって凹んでいますね。この凹みは、準姉妹船のシャルンホルスト号、グナイゼナウ号には見られないポツダム号の特徴です。

私は丸みのあるシャルンホルスト号の方が好きだったのですが、自分で作ってみるとポツダム号のラインが美しく見えるようになってきました。実際の船でもこのような形に作るのはコストと手間がかかり、また船内のスペースを犠牲にすることになります。

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