鋭意製作中

8月に入りましたまだ完成していません。
今月こそ完成へ!

2010年11月16日火曜日

手すりのウッド部分の設置 - 視線を釘付けにできた?

ボンドでコーティング、着色した糸を使ってボートデッキの手すりのウッド部分を表現してみました。細いのですが茶色のラインがわかりますか。写真をクリックすると拡大しますのでじっくりとご覧下さい。

右舷

右舷を前方から見る

左舷を前方から見る

左舷をやや後方から見る

どうでしたか。どこが印象に残りましたか、但し手すりの部分以外で。

どこもじっくりとは見なかった、というなら私の思惑通り。船の本体には歪んでいる部分、接着の甘い部分など多々ありますが、それはもうどうすることもできません。強度的に考えて修正はできません。それならそこに目が向かないように他で挽回するという戦略もありますよね。それができていれば手すりの製作は、成果あり、ということになります。

でも手すりもいろいろな方法で作ってしまいました。最後の写真を見るとわかりますが、後ろの一番下のデッキから順番に見てください。

メインデッキは、支柱も横棒もウッド部分も全て紙で作りました。どれも大分オーバースケールになってしまいました。

次にプロムナードデッキの暴露甲板部分は、手すりシートの上に紙を極細に切って作ったウッド部分が載っています。できとしてはここが一番きれいなのですが、トップに使った紙は強度がありませんので、真っ直ぐにするにはその下の手すりシートのエッジにきれいに接着しなければなりませんでした。これが難しい。

そして今回のボートデッキですが、ここにプロムナードデッキの手法で手すりを作るのは、その規模から考えて非常に難しい。そこで糸を使った方法を採用しました。糸にボンドをコーティングすると適度な強度が生まれて比較的長い手すりも容易にできます。

最後の手法は、糸の強度を心配したのですが、隣の支柱までなら糸は十分な強度を発揮してくれました。糊付けもしやすい。

この手法での教訓になりますが、やはり支柱は少なければ少ないほどきれいにできるということ。ウッド部分を固定するのにボートダビットを利用したのですが、少ない方が良いというのは、例えば二本のダビットが近接してあれば、その両方に接着するのではなく、片方の出っ張っている方にだけ糊付けした方がいいということ。二本両方に固定するとそれだけ強度は出ますが、片方が奥に、もう片方が手前に出た状態だと、糸のバーは大きくカーブしてしまいます。それはまた他に影響を与えますので片方だけに固定して、他方への固定は諦めた方が賢明だということになります。

残念ながらこれに気がついたのは両方に接着してしまった後でしたが、今後の教訓にします。「出た杭は打たれる」ではなく「出た杭だけを利用してしまえ」ってことになるでしょうか。

0 件のコメント:

コメントを投稿