天幕支柱/梁と並行してボードクレーンを作ります。この時代に、デリックと並んでボードクレーンがあるのは、かなり近代的だと思われます。これは、NDLの東アジア航路の急行サービスを担った他の二隻の僚船シャルンホルストとグナイゼナウにはないもの。したがってポツダム号の特徴ということになります。
早速作りましょう。部材はこれです。ボードクレーンは全部で6基。ハウスの後ろに4つ、前に2つあります。部材はかなり細かく、しかも多数。一つでも大変なのに、6つも作るなんてうんざり、いや楽しみです。
それにしてもこの船、貨物を積み降ろしするために装置が充実していますね。デリックだけでもかなりの数なのに、その上こんなボードクレーンまであるとは(しかも6つも)。
前作シュテファンバトリーIIは、デリックはなくボードクレーンが前後に一つずつでした。大西洋航路の旅客船は、貨物よりも人の割合が大きいのでしょう。それに対して、東洋航路は貨物の割合が高いってことなんでしょうね。
今回、本格的には作りませんが、台座に付く筒を作りました。台座の筒にかぶせます。糊付けはしません。一つゴンドラのプラットフォームをつけました。そこに設置する作業員転落防止柵は、キットでは紙に黒線で描かれているだけですが、これじゃあつまらないですよね。
当造船所では、紙の極細ストライプを使って実際に柵を作ることにします。さて上手くいくでしょうか。
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