鋭意製作中

8月に入りましたまだ完成していません。
今月こそ完成へ!
ラベル 本 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 本 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2010年11月15日月曜日

糸をボンドでコーティングして手すりを作製 - あの方法!

前回、「あの方法」と書きましたが、それはタイトルにもあげたように、糸をボンドでコーティングして手すり用の材料にするという方法です。

コーティング済の糸、さらに塗装した糸(手前)
作り方としては、まず糸を適当な長さに切り、クリップを重りにどこかにさげ、それに指で木工用ボンドを塗り込んでいきます。ボンドが乾いたら色を付けて完成です。白い糸を使えば、白の手すりに使う限り塗装は要らないかもしれません。ボンドは乾燥すると透明になります。

この方法は、キットやエッチングパーツなどの市販のディテールアップ用部品に頼らずに船舶模型を自作する人がよく使う方法のようです。私は、大澤浩之『紙模型でみる日本郵船船舶史 1885 - 1982』(2007年)の67ページで読みました。著者であり船舶模型製作者(アーティスト!)の大澤氏は数々の船舶模型を紙で製作していますが、その本で見る限りどれもすばらしい。

特に感動したのはその手すりの美しさ。私が今回、このキットのディテールアップ、特に手すりにこだわっているのもこの本に掲載されている大澤作品の影響です。

今回、紹介されたテクニックを使わせて頂いたというわけです。

実は、写真で示したものができるまでに失敗作が一つありました。手順通り作り、ボンドが乾いてクリップを外してみるとどうも強度的に不安が残るものでした。そこでもう一度、クリップを重りにコーティングをやり直したのですが、ボンドの塗りムラができ、あるいは太すぎてしまい使い物にならなくなってしまいました。

そこで強度に不安が残っても一度塗りだけで仕上げました。もう少し強いものを期待したのですが、大澤名人はこのくらいの強さのものを使っているのでしょうか。私も、これを使って手すり(ウッドの部分)を作ることにします。