鋭意製作中

8月に入りましたまだ完成していません。
今月こそ完成へ!
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2014年6月5日木曜日

NDL Potsdam (98) - エンジン・テレグラフの作成と設置

 今回はエンジン・テレグラフ(Maschinentelegraf)を作成して設置します。部材番号は111。2つ作ります。


 部材を見ると円柱の上に半円が載るようになっていますが、半円の側面をfで作れという無理な要求が出ています。その通りにやってもこのサイズではきれいにはできそうもないので、この紙を4枚重ねてはり合わせ、パンチで円形にくり抜き、それを半分に切ったものを載せることにしました。エッジは水彩ペンで塗ります。



 こんな感じにできました。円柱の上下底面の直径は2.5 mmくらいでしょうか。この程度なら工作はまったく問題なし。上部の機材の部分はちょっと塗りムラがありますね。気になるようなら後でポスターカラーを筆塗りしましょう。

 ブリッジに設置しました。塗りムラはそれほど気になりませんのでこのままにしましょう。



 エンジン・テレグラフは、ドイツ語ではMaschientelegrafと言います。Maschinenは機械、この場合、機関ですから、英語とほとんど同じということですね。
 今の船はこの操作がエンジンに直結しているのでしょうが、かつてはこの装置を通じて機関室に命令が伝わり、機関士がそれに合わせて機関をコントロールしたのでしょうね。まさにテレグラフ!




2014年6月4日水曜日

NDL Potsdam (97) - デリックブームの作成と設置

 今回でデリックブーム(Schwergutbaum)を完成させ本体に設置します。

 まずはこれまでに作っておいたブーム(Baum)にヒンジ(105l: Gelenk)を付けます。エッジの部分が白く出ますので水彩ペンで塗っておきます。白い部分が残ると結構目立ちますので。

Bäume mit Gelenken, Kante sind gelb gestrichen
  そして本体に設置します。本体部分(マストに付いているデリックの台座)にもヒンジがあり、それに接着します。後方のマストに、前を向いて斜めに付くブームがありますが、その台座ヒンジは要注意。斜めに向けて接着しなければいけなかったのに、マーキング通りに真っ直ぐに設置していたばかりにそのままだとブームが付きません。ボンドでごまかそうかとも思ったのですが、何とか切り取って付け直しました。下手をするとせっかく作った本体を傷めてしまいますので危ない作業でした。
 こういう作業は「積み木」に似ていますね。既に作ってある部分、特にディテールは脆く、一度作ってしまうと後からの修正が難しくなります。


 前方にもブームが付きました。貨客船らしくなりました。うっとりしてしまいます。


 最後の写真はおまけになりますが、現時点での作業進捗状況です。マストも付き、荷役装置も付いて貨客船らしくなりました。

NDL Potsdam im Bau, 04.06.2014
この当時の「客船」は、ほとんどがパッセンジャーオンリーではなく正確に言えば「貨客船」。現代のクルーズ客船にはみられないような大型の荷役装置が付いていてそれがアクセントになっています。考えてみると船は本来、貨物を運ぶためのものであって、大陸間の人の移動の主役になったのは、現代の飛行機全盛をみると一時的なものだったのかもしれませんね。この当時、どんなに豪華な客室が設置されようと貨物の上に人が乗っかっていることに変わりはなかったわけです。そういうところにロマンを感じるんですけどね、私は。

2014年5月31日土曜日

NDL Potsdam (96) - 舷灯を作成、取り付け

 舷灯(Positionslampe)を作成し取り付けます。前作のStefan Batoryでは部品としては省略されていましたので、今回初めての作成です。

 なんといっても船らしさが出る部材ですので楽しみです。部材番号は114です。

114: Positionslampe

 このキット、非常にプリミティブな印刷で多くの色が使えなかったようです。そのため右舷の舷灯の緑は自分で塗らないといけません。私は油性ペンを使いました。赤と同等にくっきりと色が出ました。

 作成には困難はありません。どれだけ正確に作れるかだけですね。円筒上にキャップを載せ反射板に接着します。キャップは円筒の直径よりも若干大きいのですが、そういうデザインだと考えていいのでしょうか。

Positionslampe Rot/Grün

 できあがったものを本体に取り付けます。右舷と左舷は間違えようはありませんね。マストもいつの間にか設置されていてぐっと船らしくなりました。

Positionslampe Steuerbord

Positionslampe Backbord

2014年5月24日土曜日

NDL Potsdam (92) - ブーム2本

 もう1年以上更新していませんでした。言い訳はしませんが、とにかく目に来ました。いわゆる「老眼」です。目を使って横のものを縦にするという仕事を職業にしているため、夕方になって仕事が終わるともう工作どころではない、という状態。これが「老眼」というものかと身をもって体験していたわけです。

 今回、作業を再開したわけですが老眼が治ったわけではありません。老眼鏡に慣れ、目の機能低下に諦めがついたというものでしょうか。これからは、心の目で作業します。

 さてそんな再開を記念する作業は、デリックのブームの工作です。紙を丸めて棒を作るのですが、直径が1 mmともなるとなかなか上手く丸まりません。下の写真のように何とか使える範囲ですが、継ぎ目の部分はひどいものです。まあ、その部分は設置するときに下を向きますので、あら探しをしない限り目に入らないのですが・・。

 今回の2本に加えて、あと8本作らなければいけないのですが、どうしたものですかね。薄い紙を丸めてソリッドなバーを作り長さを切りそろえ、後で着色する方がきれいにできそうなんですが。作業法は、次回までに決めることにしましょう。

Teile Nr. 105 i für kurze Bäume
このブームですが、部材リストにはLadebäumeと表現されています。単数ですとLadebaumですね。ladenが「積む」、Baumが「木」ですから、「積むための木」なんですね。ドイツ語ってわかりやすいなぁ。辞書には「回旋腕木」「デリック」とありました。

2013年3月11日月曜日

NDL Potsdam (87) - マストの製作 (2)

レポートが随分と長くお休みになっていました。ブログってこうやって消えていくのかなぁ、などと思い浮かべて染ましましたが、この船の完成までは何としても続けます。

ところでどこから再開すればいいのか。それすらも忘れてしまいました。そうそうマストを作っていたんですね。実はマストはもうほとんど出来ています。途中、端折ろうと思いましたが、そうもいきませんね。思い出しながらレポートします。

前回、柱を作りましたので、今回は細かい部分をつくります。パーツはこんな感じ。



実に細かい。zbとzcというのはどうも横棒、ドイツ語でRah(ヤード)という部材です。このまま組み立てるとそのヤードが角柱になってしまいますので、別の部材を丸めて円柱にします。その他は素直に作ることにしましょう。

下の105 lは、デリックがマストに固定されるときのジョイント部です。製図がちょっと粗い気もしますが、このまま使います。製図は、コンピューターグラフィックではなくなく手書きなんですね。



先ほどのヤードですが、紙をゴロゴロと転がしながら中空部を残さずにソリッドな円柱を作ります。





これに色を塗って適切な長さにカットするとヤードができあがります。

細かく説明するとまだいろいろとあるのですが、ほとんど忘れてしまいましたので、こんなところでご容赦頂きたい。これらを組み立てるとマストらしくなります。


こちらはトップまでイエローなので前方のマストです。自作ヤードを設置したので、キットの部品が余りました。着色はちょっとムラがありますね。

梯子はプリントです。別に作ってディテールアップをしたいところですが、きれいにできるかどうか自信がないので、今回はこのままにします。

ベルリン造船所、久しぶりに稼働です。あちこち錆び付いています。



2012年7月26日木曜日

NDL Potsdam (81) - ウィンドラスの組み立て

細かい作業はまだまだ続きます。今回はウィンドラスです。ドイツ語ではAnkerwindeと言います。前作のTSS Stefan Batoryでもそうでしたが、一つの部品としては最も部材数が多く、しかも細かい作業になります。エッチングパーツやレーザーカットの別売部品を使うとさらに細かく精密なものができますが、どうもそこまではやる気になりません。自分の手でできる範囲で最高点に達することができればそれで満足です。というわけで、今回も付属のパーツを組み立てていきます。

部材はこれです。99番。かなりの数です。



でもこつこつ組み立てるとこんなふうにできあがります。250分の1なので400分の1のStefan Batoryに比べれば、それほど無理はありません。ただチェーンストッパーの取り付け位置を間違えていますね。後で修正します。あとはアンカーチェーンですが、パーツにはXが付属しています。でもこれはちょっといただけません。

紙一枚の絵だったら、自分で作ったチェーンの方がましというもの。黒い厚紙を用意しました。

まず細いストライブを作ります。

くるりと巻けるように丸めておきます。

そしてチェーンを作ってみました。何とかできましたが、ちょっと均質性がありませんね。

それでも付属の部品よりはずっとましと言う感じもしますが・・。

もう少し作ってみましょう。今度は接合部が隣の環の陰に隠れるようにしました。だんだん良くなってきましたね。

それでもまだ満足せずに、もう一度作り直しました。下の二つがそれです。だんだんとピンセットでの作業にも慣れてきて均質にできるようになりました。接合部はやはり隣の環の陰に隠して、隣の環とはボンドで固定してしまいました。合格レベルです。

作っておいた巻上機の底板には穴を空けておきましたので、チェーンをそこに固定します。

こんなふうにできあがりました。絵に描かれた大きさでチェーンを作ったのですが、ちょっと大きかったかなという気もしますね。もう少し小さな環もできました。

船首に固定してこのステップは終了です。

最後の写真は、SassnitzとTrelleborgの間のフェリーFS Trelleborgのウィンドラストとチェーンの画像です。チェーンの環はもっと細く、小さくすべきでした。





2012年7月24日火曜日

NDL Potsdam (80) - 貨物用ウィンチ(続)

貨物用ウィンチの作業が続いています。

二つ目です。一つ目よりもさらにエッジの衝突に配慮して組み立てました。白い部分が少なくなりました。少し腕が上がりましたね。まだまだ発展途上です。

最初のものと今回のものを並べて設置しました。あと残り8つ・・。

次です。3つ目か4つ目。組み立てるにあたって、まずは本体の部分を作り、基盤に設置する前にワイヤーリールを挟むことにしました。

4つ目が完成。

5つ目が完成。

どんどん行きます!

ちょっと見えにくいと思いますが、サイドの部分を作るのに押さえを作りました。これでボンドが固まるまで手で押さえている必要がなくなりました。


そのようにして作った6つ目です。できはどうでしょうか。

船首デッキの6つが完成し、設置しました。いかがでしょうか。この大きさにもだんだん慣れてきました。


船尾のデッキに設置する4つの製作です。7つ目が完成しました。


このジグを使うやり方もなかなか画期的だと思うのですが、もう少し簡略化できないものかと考えて、上面と背面の部材にこのサイドの部分を接着して、上面の部分にこのジグの役目をしてもらうことで補助具無しで接着を待つという方策はどうかと考えてやってみました。

内側を接着した後、箱を作って外側の板を上面と背面に接着し、ボンドが固まるのを待ちます。なかなかきれいにできますね。

反対の側面も同じです。

ワイヤーリール等を接着して8つ目の完成です。これまでの中では最もきれいにできました。

9つ目も同様です。

いよいよ最後の1つです。もう手法も完璧かなと思ったのですが、まだ改良の余地がありました。ワイヤーリールを挟むときに所定の位置に持って行く途中でボンドが乾いてしまい中途半端な位置に止まってしまうことがあります。これを回避するために最後ですがちょっと改良。まず両サイド(100b, 100c:Seitenfundament)を箱を作らずに上面と背面(100d:Rückwand / Oberteil)接着しておきます。

そこにワイヤーリール(100e:Windentrommel)をそれを挟むディスク(100f:Scheibe)と一緒に接着します。まだ両脇が一枚のままなので自由が効いて思い通りの位置に接着できます。

そして最後に両脇を箱にして、その他の部材を付けて出来上がりです。

最後の一つになってしまいましたが、この作り方が一番手際がよく、かつきれいにできるようですね。最初からこの方法が見つかればより良かったのですが、やってみないと分からないこともあります。

船尾のデッキに7から10の装置を接着して、この部分の作業は終了です。