鋭意製作中

8月に入りましたまだ完成していません。
今月こそ完成へ!

2011年7月5日火曜日

NDL Potsdam (39) - コンパスデッキ上の換気口カバー類

艤装が始まりました。まずはコンパスデッキ上の工作です。

換気口のカバー(Lüftermantel)が主な工作物です。グランドピアノを縦にしたような形の物は、モーター付の強制換気装置です。排気でしょうか、吸気でしょうか。動力装置の入るハウジング(Motorengehäuse)まで再現されています。こんなふうに艤装ではたくさんの筒を作らなければなりません。紙をきれいに曲げる技術が問われます。円柱の底面になる円盤は、今回はハサミで丸く切ってみました。それよりはパンチで空けた穴のパンチ屑を使った方が効率的です。




これらを設置する前のコンパスデッキです。ドイツ語では、コンパスデッキと呼ばすに組み立て説明書の部材リストではPeildeckと表現されています。測定甲板とでも言うのでしょうか。羅針盤をはじめ、測定機器も付きます。
写真ではファンネルの黄色をちょっとレタッチしたところが目立ちますね。オリジナルの黄色は、少し赤みがかっていますが、私の使った塗料はレモン色に近いので違いが出てしまいました。オリジナルの黄色は、なんでしょうね。プラモデル用の塗料にルフトハンザイエローというのがありましたので、そちらの方がこの黄色に近いかな。



こちらは、部材を設置したところ。この写真は、明るさを修正していませんので黄色の違いがあまり目立ちません。肉眼で見るのに近いと思われますが、同じ色でも微妙に違いますので、塗装による修正は注意が必要ですね。


こんな細かい作業が延々と続きます。嫌でも気が長くなります。
気の短い人は、胃をやられそうです。精神修養には良いかもしれません。

2 件のコメント:

  1. Berlinerさん、コンテナ船へのコメント、ありがとうございます。やっぱり、作るならクルーズ船以前のOceanLinerの時代の客船がいちばんいいです。
    艤装を仕上げていく作業は、全く修行ですよね。気長にやってください。これからの作業が大いに参考になる見所なので、愉しみです。

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  2. Quinquinさん、いつもコメント有り難うございます。
    完成したコンテナ船、これまでの最高の完成度ではないですか。省略した部分があるとのことですが、結構細かいところまで、キットが表現していたんですね。Stefan Batoryとはだいぶ違います。
    艤装は根気のいる仕事ですが、部材リストにドイツ語の単語が載っているので、翻訳屋には良い勉強になります。
    今、コンパスデッキに手すりを付けているところなのですが、直角に曲げるところが難しいですね。どうしてもRができてしまってきれいに曲がらないんですよ。また報告します。

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