鋭意製作中

8月に入りましたまだ完成していません。
今月こそ完成へ!

2014年5月31日土曜日

NDL Potsdam (96) - 舷灯を作成、取り付け

 舷灯Positionslampe)を作成し取り付けます。前作のStefan Batoryでは部品としては省略されていましたので、今回初めての作成です。

 なんといっても船らしさが出る部材ですので楽しみです。部材番号は114です。

114: Positionslampe

 このキット、非常にプリミティブな印刷で多くの色が使えなかったようです。そのため右舷の舷灯の緑は自分で塗らないといけません。私は油性ペンを使いました。赤と同等にくっきりと色が出ました。

 作成には困難はありません。どれだけ正確に作れるかだけですね。円筒上にキャップを載せ反射板に接着します。キャップは円筒の直径よりも若干大きいのですが、そういうデザインだと考えていいのでしょうか。

Positionslampe Rot/Grün

 できあがったものを本体に取り付けます。右舷と左舷は間違えようはありませんね。マストもいつの間にか設置されていてぐっと船らしくなりました。

Positionslampe Steuerbord

Positionslampe Backbord

2014年5月28日水曜日

NDL Potsdam (95) - 紙で直径1 mmの円筒を作る(決定版)

 前回の「あれ」とは、紙を丸めてソリッドな円柱を作る方法です。NDL Potsdam (87)でマストを作ったときに紹介しました。

 今回もあの方法を使おうと思って白い紙でやったのですが、ブームは黄色。色を塗るということも考えましたが、下手に塗るとムラもできるし、せっかく真っ直ぐにつくっても水分で歪む可能性あるので考えものです。

 ならばと黄色い紙を使いました。


 鮮やかな黄色ですが、ファンネルやマストの黄色ともマッチします。これってルフトハンザイエローでしょうか。ルフトハンザの黄色は、もしかして北ドイツロイドの黄色から来ているのでしょうか。

 話が逸れました。

 この厚紙、街のデザイン・美術用品店で購入しました。A4サイズで39ユーロセントはちょっと高い気もしますが、デザイン用品なのでそんなものかもしれません。1枚だけでもいやな顔をせずに丁寧に包んで売ってくれました。

 この紙でブーム用の円柱を10本作ります。


2014年5月27日火曜日

NDL Potsdam (94) - 紙で直径1 mmの円筒を作る(想像の産物)

 紙で直径1 mmという極細の円筒を作る技術。これはどうだ、というものが頭に浮かびやってみました。

 まずは紙の一端だけを細くまきます。これならそう難しくはありませんよね。



 それを直径1 mmの穴に通す。


 通った部分だけに少しずつ糊付けしていき部分的に円筒を完成させる。

 そしてその穴にストライプが最後まで通れば、長い円筒がいとも簡単に出来上がり。


 どうです。いいアイデアでしょ。

 と言いたいところですがどうもそう上手くは行きませんでした。3 cmくらいは上手くいくのですが、それ以上になると糊付けが難しくなって行き、均質な筒ができませんでした。

 というわけで細い円筒を作るのはやっぱりあれしかないか・・。「あれ」って、あれですよ。ほらあれ!(つづく)。





2014年5月25日日曜日

NDL Potsdam (93) - 紙で直径1 mmの円筒を作る

 前回作ったブームの続き、残り8本を作りました。つまり直径1 mmの円筒を8本丸めたわけです。ふぅ〜。

 こんなふうにできました。


 まあ、こうやってみると許せる範囲で真っ直ぐですが、実は不満。これを採用するかどうか迷っています。
 一番右は、キットの部材ではなく余った紙を使った自作です。水をかけて柔らかくして丸めました。着色は水性ペンですので、あまり奇麗ではありません。これを作ったのはキットの部材で作ったものに満足できていないからです。作り直そうかと・・。

 キットの部材での円筒の作り方は、こうです。

 まずのりしろを作ります。0.5 mmほどの余白をのりしろとして残し、その部分の紙を半分剥がします。くるっと豚の尻尾のようになっている部分が剥がしているもの。


 そして丸いもの、例えばボールペンの芯とかに合わせて何とか丸めます。最後は定規を使ってくるくると転がして丸みを整えています。


 直径2 mmまではこの方法で上手くいったのですが、直径1 mmともなるとどうもその限界を越えてしまったようです。つまり上手くいかないということ。

 下の写真は、継ぎ目の部分を敢えて上にした写真。白い部分が目立ちますが、その部分はくっついていないということ。上から見るとたしかに円筒だと感じられる丸みがあるのですが、その下は実はこうなっているんです。


見苦しいところをお目にかけてしまいました。貴方なら、これ採用しますか。

 私は・・?

 効率を考えたら、見えない部分だしいいかなとも思うんですが、プロムナードデッキの中など見えない部分、ほとんど見えない部分にも手を抜かなかったのに、ここではこれで妥協?

 大人になれと言っている自分とロマンを求め続ける自分との葛藤。

 さて、貴方〜ならどうする〜?♪♪

 私はというと直径1 mmの円筒を上手く安定して作れないものかと思案中。つづく。

2014年5月24日土曜日

NDL Potsdam (92) - ブーム2本

 もう1年以上更新していませんでした。言い訳はしませんが、とにかく目に来ました。いわゆる「老眼」です。目を使って横のものを縦にするという仕事を職業にしているため、夕方になって仕事が終わるともう工作どころではない、という状態。これが「老眼」というものかと身をもって体験していたわけです。

 今回、作業を再開したわけですが老眼が治ったわけではありません。老眼鏡に慣れ、目の機能低下に諦めがついたというものでしょうか。これからは、心の目で作業します。

 さてそんな再開を記念する作業は、デリックのブームの工作です。紙を丸めて棒を作るのですが、直径が1 mmともなるとなかなか上手く丸まりません。下の写真のように何とか使える範囲ですが、継ぎ目の部分はひどいものです。まあ、その部分は設置するときに下を向きますので、あら探しをしない限り目に入らないのですが・・。

 今回の2本に加えて、あと8本作らなければいけないのですが、どうしたものですかね。薄い紙を丸めてソリッドなバーを作り長さを切りそろえ、後で着色する方がきれいにできそうなんですが。作業法は、次回までに決めることにしましょう。

Teile Nr. 105 i für kurze Bäume
このブームですが、部材リストにはLadebäumeと表現されています。単数ですとLadebaumですね。ladenが「積む」、Baumが「木」ですから、「積むための木」なんですね。ドイツ語ってわかりやすいなぁ。辞書には「回旋腕木」「デリック」とありました。