次は船体構造の後部を作ります。使用するパーツは、8から11までです。
パーツを切り出しました。船尾の板になる部分には切り込みが入っています。切り込みは狭いのでのりしろが付きません。のりしろは薄い紙に別途印刷されているものを使います。
この船の船尾部分はデッキがテラス状になっています。最新のクルーズ船にはこういう構造が見られず、船尾はバルコニー付のキャビンになっていることも多いのですが、昔の定期航路用の船はデッキが何段にも層をなして段丘状になっているものが多いですね。私はこれが美しいと思っています。
昔の定期航路の船は、船室の等級によって使用できるスペースに制限がありましたので、各等級に日光浴をしたり、海を眺めるスペースを提供するとなるとデッキは自然と階段状になったのかもしれません。逆に今のクルーズ船は、ほとんどのケースで公共スペースの利用に制限はなく、だれでも全てのスペースを使えますのでこういう構造上の工夫は要らないのでしょう。閑話休題。
切り抜いたら船首と同様に組み立てリブになる部分を内部に入れて完成です。
慣れてきたのか船首部分よりは楽にできましたが、ここものり付けには根気が要りますね。
かかった時間は、125分でした。
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