今回で
デリックブーム(
Schwergutbaum)を完成させ本体に設置します。
まずはこれまでに作っておいたブーム(Baum)にヒンジ(105l: Gelenk)を付けます。エッジの部分が白く出ますので水彩ペンで塗っておきます。白い部分が残ると結構目立ちますので。
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Bäume mit Gelenken, Kante sind gelb gestrichen |
そして本体に設置します。本体部分(マストに付いているデリックの台座)にもヒンジがあり、それに接着します。後方のマストに、前を向いて斜めに付くブームがありますが、その台座ヒンジは要注意。斜めに向けて接着しなければいけなかったのに、マーキング通りに真っ直ぐに設置していたばかりにそのままだとブームが付きません。ボンドでごまかそうかとも思ったのですが、何とか切り取って付け直しました。下手をするとせっかく作った本体を傷めてしまいますので危ない作業でした。
こういう作業は「積み木」に似ていますね。既に作ってある部分、特にディテールは脆く、一度作ってしまうと後からの修正が難しくなります。
前方にもブームが付きました。貨客船らしくなりました。うっとりしてしまいます。
最後の写真はおまけになりますが、現時点での作業進捗状況です。マストも付き、荷役装置も付いて貨客船らしくなりました。
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NDL Potsdam im Bau, 04.06.2014 |
この当時の「客船」は、ほとんどがパッセンジャーオンリーではなく正確に言えば「貨客船」。現代のクルーズ客船にはみられないような大型の荷役装置が付いていてそれがアクセントになっています。考えてみると船は本来、貨物を運ぶためのものであって、大陸間の人の移動の主役になったのは、現代の飛行機全盛をみると一時的なものだったのかもしれませんね。この当時、どんなに豪華な客室が設置されようと貨物の上に人が乗っかっていることに変わりはなかったわけです。そういうところにロマンを感じるんですけどね、私は。