手すりも、ステップのものを除き、最後になりました。最後は船首の手すりです。
これが部材ですが、一繋がりのものとしては最も大きい部類に属します。単純なだけにきれいに作るのは難しそうですが頑張ります。今回もハサミで支柱を切り出しますが、ハサミを入れる前に、切るラインを引きました。そうすることで支柱の太さを均等にする狙いがあります。
支柱がずらっと並びました。細すぎて直線になりませんが、ピンセットで成形し、できる限り歪みをとります。
一本目のバーがつきました。ボンドが乾く前に糸を設置しなければなりませんので、これだけ大きいと時間との勝負です。
すべてのバーがつきました。均質にできたようですがどうでしょうか。
切り出しました。ここまでは順調です。
設置しました。すんなり付いたような印象をもたれるかもしれませんが、あっちを付ければこっちが落ち、こっちを付ければあっちが落ちと悪戦苦闘の末の設置です。写真では割ときれいに見えますが、ちょっと不満の残るできです。
前方からの撮影です。水平はいいのですが、縦のラインがあまり真っ直ぐではありません。お見せする気になりません・・。
気を取り直して左舷の作業に進みます。
右舷と同様に、手すりができました。ここまでは今回も順調です。
今回は本体への接着を助けるために、こんな補助具を作ってみました。ハウス側を接着しているときに手すりの前方側が落ち、結果として折角きれいに作った手すりを歪ませていまわないようにという配慮です。
効果は計算通り。なかなかよし。
今度は上からも見せられます。
トップの一本は、少し太めの糸で作ったのですが、わかるほどの違いは出ませんでした。それならボンドでコーティングする際に少し厚塗りにした方が良かったかもしれませんね。この教訓は、次の作品で活かすことになりますが。
こういう大きな手すりを歪みなく真っ直ぐに設置するにはどうしたらいいのでしょうか。内側に三角形の支柱を付けるという対策も考えましたが、付いてしまった後に力で矯正するのは難しそうです。やはり均質につくり歪まないように設置するというのが王道ですね。それにはやはり年季がものをいいそうです。
0 件のコメント:
コメントを投稿