手すりは前回ですべて終了しました。今回からマストの製作に入ります。マストは、ファンネル、ブリッジ、プロムナードデッキと並び船の個性が表れる部材ですので、丁寧に作りたいと思っています。
まずは部材をご覧あれ。手前の103が前方のマスト、奥の104が後方マストです。どちらも途中までは同じ太さの円柱、その先は先端にいくほど細くなる円錐、正確には円錐台になっています。これ実際にその通りなのでしょうか。私は単純に先端にいくほど、それに比例して細くなるものと思っていましたが。
上の部材でわかることですが、このマストには梯子がかかっています。糸を加工して梯子を作ろうと思っていましたが、どうもこの大きさには無理がありそうですので、今回は止めておきます。ディテールを作り込むというのも楽しいのですが、その工作によって汚くなってしまっては本末転倒です。すべて自分のできる範囲で最高のものを目指します。
まず基部から作っていきましょう。キットでは単なる中空のシリンダーなのですが、これでは強度的に弱いのではないかと思い、自作の芯を入れることにしました。厚紙を二枚貼り合わせたプレートにマスト側面の丸みに合わせてディスクを二つに切って設置しています。これでマストの形が安定するのではないかと思います。
まず円柱を作り、その中に芯を入れます。
芯が入りました。形が安定し、きれいに立ちます。
ここまではうまくいきました。
鋭意製作中
8月に入りましたまだ完成していません。
今月こそ完成へ!
2012年8月12日日曜日
2012年8月9日木曜日
NDL Potsdam (85) - Aデッキ(前方)の手すり
手すりも、ステップのものを除き、最後になりました。最後は船首の手すりです。
これが部材ですが、一繋がりのものとしては最も大きい部類に属します。単純なだけにきれいに作るのは難しそうですが頑張ります。今回もハサミで支柱を切り出しますが、ハサミを入れる前に、切るラインを引きました。そうすることで支柱の太さを均等にする狙いがあります。
支柱がずらっと並びました。細すぎて直線になりませんが、ピンセットで成形し、できる限り歪みをとります。
一本目のバーがつきました。ボンドが乾く前に糸を設置しなければなりませんので、これだけ大きいと時間との勝負です。
すべてのバーがつきました。均質にできたようですがどうでしょうか。
切り出しました。ここまでは順調です。
設置しました。すんなり付いたような印象をもたれるかもしれませんが、あっちを付ければこっちが落ち、こっちを付ければあっちが落ちと悪戦苦闘の末の設置です。写真では割ときれいに見えますが、ちょっと不満の残るできです。
前方からの撮影です。水平はいいのですが、縦のラインがあまり真っ直ぐではありません。お見せする気になりません・・。
気を取り直して左舷の作業に進みます。
右舷と同様に、手すりができました。ここまでは今回も順調です。
今回は本体への接着を助けるために、こんな補助具を作ってみました。ハウス側を接着しているときに手すりの前方側が落ち、結果として折角きれいに作った手すりを歪ませていまわないようにという配慮です。
効果は計算通り。なかなかよし。
今度は上からも見せられます。
トップの一本は、少し太めの糸で作ったのですが、わかるほどの違いは出ませんでした。それならボンドでコーティングする際に少し厚塗りにした方が良かったかもしれませんね。この教訓は、次の作品で活かすことになりますが。
こういう大きな手すりを歪みなく真っ直ぐに設置するにはどうしたらいいのでしょうか。内側に三角形の支柱を付けるという対策も考えましたが、付いてしまった後に力で矯正するのは難しそうです。やはり均質につくり歪まないように設置するというのが王道ですね。それにはやはり年季がものをいいそうです。
これが部材ですが、一繋がりのものとしては最も大きい部類に属します。単純なだけにきれいに作るのは難しそうですが頑張ります。今回もハサミで支柱を切り出しますが、ハサミを入れる前に、切るラインを引きました。そうすることで支柱の太さを均等にする狙いがあります。
支柱がずらっと並びました。細すぎて直線になりませんが、ピンセットで成形し、できる限り歪みをとります。
一本目のバーがつきました。ボンドが乾く前に糸を設置しなければなりませんので、これだけ大きいと時間との勝負です。
すべてのバーがつきました。均質にできたようですがどうでしょうか。
切り出しました。ここまでは順調です。
設置しました。すんなり付いたような印象をもたれるかもしれませんが、あっちを付ければこっちが落ち、こっちを付ければあっちが落ちと悪戦苦闘の末の設置です。写真では割ときれいに見えますが、ちょっと不満の残るできです。
前方からの撮影です。水平はいいのですが、縦のラインがあまり真っ直ぐではありません。お見せする気になりません・・。
気を取り直して左舷の作業に進みます。
右舷と同様に、手すりができました。ここまでは今回も順調です。
今回は本体への接着を助けるために、こんな補助具を作ってみました。ハウス側を接着しているときに手すりの前方側が落ち、結果として折角きれいに作った手すりを歪ませていまわないようにという配慮です。
効果は計算通り。なかなかよし。
今度は上からも見せられます。
トップの一本は、少し太めの糸で作ったのですが、わかるほどの違いは出ませんでした。それならボンドでコーティングする際に少し厚塗りにした方が良かったかもしれませんね。この教訓は、次の作品で活かすことになりますが。
こういう大きな手すりを歪みなく真っ直ぐに設置するにはどうしたらいいのでしょうか。内側に三角形の支柱を付けるという対策も考えましたが、付いてしまった後に力で矯正するのは難しそうです。やはり均質につくり歪まないように設置するというのが王道ですね。それにはやはり年季がものをいいそうです。
ラベル:
NDL Potsdam,
工法,
失敗
2012年8月2日木曜日
NDL Potsdam (84) - Aデッキの手すり
船尾(B)デッキの手すりに続いて船尾Aデッキの手すりの製作です。作り方はいつもと変わりません。
左舷です。側面と後方はほぼ90°に交わっていますので、接着してから甲板に設置した方が楽かと思ったのですが、考え過ぎでした。一つ一つ付けた方がコントロールが利きますね。反省。
手すりの工作はもう珍しくもないので、両舷で設置したところしかご覧にいれませんよ。
もうトップのウッド部分も載せられています。
後方からのショットです。
真後ろから。AデッキよりもBデッキの手すりがよく見えますが。
このAデッキとBデッキですが、ツーリストクラス用のオープンデッキとプロムナードデッキの役割を果たしているようです。ファーストクラス用に比べればグレードは落ちますがなかなか気前のいいデッキ利用です。この辺りが「急行汽船」の面目かもしれませんね。
左舷です。側面と後方はほぼ90°に交わっていますので、接着してから甲板に設置した方が楽かと思ったのですが、考え過ぎでした。一つ一つ付けた方がコントロールが利きますね。反省。
手すりの工作はもう珍しくもないので、両舷で設置したところしかご覧にいれませんよ。
もうトップのウッド部分も載せられています。
後方からのショットです。
真後ろから。AデッキよりもBデッキの手すりがよく見えますが。
このAデッキとBデッキですが、ツーリストクラス用のオープンデッキとプロムナードデッキの役割を果たしているようです。ファーストクラス用に比べればグレードは落ちますがなかなか気前のいいデッキ利用です。この辺りが「急行汽船」の面目かもしれませんね。
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失敗
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