さてマストの製作の最後は後方マストです。作り方は前方とほぼ同様。ディテールアップは、プレート状になってしまう部分をパイプとして作り直すこと、それと見張り/作業台の手すりですが、こちらは今回は糸ではなく黒色の紙を使って作りました。前方マストでは、糸で手すりを作ると支柱が少ないだけに強度面の問題が起きるということがわかりましたので、今回は紙を使ってみました。ブラックの紙をなるべく細く切ったのでこちらも強度的には問題ありです。
下の写真はキット付属のプレート部材を自作のパイプで置き換えたもの。細いパイプですがなかなかうまくできました。
こちらは紙で作った手すり。やはり糸に比べるとどうしても太くなってしまいますね。
マストの先に手すりを載せました。白い支柱も当然黒く塗ります。
仮設置しました。上半分が黒いのは何か理由があるのですか?
ここの部分で一番苦労したのは、実は本体への取り付けです。このキット後方の甲板で数ミリの狂いがあり、マストが付くべきところに壁がはみ出しています。
穴をずらすということも考えたのですが、できてしまっている甲板に別の穴を明けるのは、紙の性質上困難ですので、マストの部分に切り込みを入れ、はみ出た壁を跨ぐようにして本体に挿入することにしました。これはマストの芯を作るときから考えていたことでしたが、かなりぴったりにはまったのには驚きでした。当造船所の技術もなかなかですね。
0 件のコメント:
コメントを投稿