鋭意製作中

8月に入りましたまだ完成していません。
今月こそ完成へ!

2010年8月26日木曜日

後方上部構造

次は後方上部構造です。まずパーツ20から22を使い最後尾の甲板をはり、その上に載る船室と中心部の構造(箱)に接続される構造部分を付けます。だんだんと細かくなってきましたが、作業としてはそれほど難しくありません。


上部構造の製作作業は、パーツ22を貼付けたところでいったん中断です。ここまでの作業は65分を要しました。

この後、繋船柱(英語の説明書のBollard)を作ります。まずは最後尾の甲板の6つが必要です。

2010年8月24日火曜日

前方上部構造

今回はパーツ13から19を使って前方の上部構造を作り、船首にデッキを貼ります。

上部構造は英語ではsuperstructureとなっていました。日本語だと船室あるいはハウスというのでしょうか。説明書によると軸の部分から貼付けるようにと書いてあります。上下を間違わないように、また美しいカーブを壊さないように貼っていきます。
上の写真では既に船首部分のデッキが貼られています。はじめて色の付いたパーツが加わりました。汚さないように気をつけないといけませんね。しかしこれを切り抜くときにちょっと失敗がありました。アウトラインの黒い線が入らないようにほんの少し内側を切ったのですが、その結果船体構造の白い部分が上から見えるようになってしまいました。後で色を塗って修正しないといけませんね。内側を切るのではなく、少し外側を切って後で修正すれば良かったのですが、既に後の祭り。


船室の壁ができましたこの上に二枚の蓋を付けると出来上がりです。二枚あるのは強度を付けるためでしょうか。


そして出来上がったところです。

作業に要した時間は108分。数字は船への煩悩の数でしょうか。

2010年8月23日月曜日

船体構造後部の製作

次は船体構造の後部を作ります。使用するパーツは、8から11までです。


パーツを切り出しました。船尾の板になる部分には切り込みが入っています。切り込みは狭いのでのりしろが付きません。のりしろは薄い紙に別途印刷されているものを使います。

この船の船尾部分はデッキがテラス状になっています。最新のクルーズ船にはこういう構造が見られず、船尾はバルコニー付のキャビンになっていることも多いのですが、昔の定期航路用の船はデッキが何段にも層をなして段丘状になっているものが多いですね。私はこれが美しいと思っています。

昔の定期航路の船は、船室の等級によって使用できるスペースに制限がありましたので、各等級に日光浴をしたり、海を眺めるスペースを提供するとなるとデッキは自然と階段状になったのかもしれません。逆に今のクルーズ船は、ほとんどのケースで公共スペースの利用に制限はなく、だれでも全てのスペースを使えますのでこういう構造上の工夫は要らないのでしょう。閑話休題。

切り抜いたら船首と同様に組み立てリブになる部分を内部に入れて完成です。


慣れてきたのか船首部分よりは楽にできましたが、ここものり付けには根気が要りますね。
かかった時間は、125分でした。

2010年8月22日日曜日

船体前方部

船体の前方部分を作ります。まず甲板になる部分と右舷を切り抜き、舷の船首の部分を曲げます。その他の部分はフラットなままにしておきます。

右舷を完全に貼り付けて傾斜部分も内部に折り畳みました。三つの小さな部品はリブになります。このうち一番大きなリブは、のりしろの一部が傾斜面にもあたりますので、その部分を折り曲げておきます。前方のリブはかなり曲線を描いていますので、舷板に貼り付けるときに根気が必要です。

リブも完全に貼り付け、左舷を切り抜きました。右舷と同様に船首の部分を曲げておきます。

完成した船首部分を先に作っておいた中央部分(パーツ1)と並べてみました。だんだんと船の形になってきました。この二つをセンターラインと前後方向に注意しながら結合させます。

これで150分の作業です。

2010年8月21日土曜日

船体フレームワークとフレームの作製、組立

英語の組立説明書に従って組み立てていきますが、まずはHull frameworkとFrameです。船体フレームワークとフレームです。フレームというのはリブに相当する物のようです。但しこのキットは背骨になるキールはありません。
のりしろのX印がついている部分は外側(表側)になるそうです。折り曲げる部分は、その折り目に切れ込みを入れておくと真っ直ぐに切れに曲がります。
船体フレームの箱は、まずはコーナーから張り合わせてその後に内部に入る部分をのり付けします。
ここまでで作業時間は1時間ほどです。結構、神経を使います。

2010年8月20日金曜日

キット到着

今日、注文していたキットと厚紙が届きました。キットはStefan Batoryです。
早速、中を見てみたのですが、1/400なのでとにかく細かい。一昨日、ディテールアップ(丸窓のくりぬき)をするために買ったパンチは歯が立たないということがわかりました。そのパンチは最も小さいものでも直径2 mmなので、400倍すれば80 cmということになります。実物の船でしたら、そんなに大きな丸窓は普通ではありません。
ディテールアップをするなら直径1 mm以下の穴をあけられるパンチが必要ということになります。その他、プロムナードデッキの窓も実際に切り抜こうと思っていたのですが、私の技量ではまだ無理かな。どこまでやるか。あるいはキットを丁寧に組み立てるだけで十分とするか、少し考えてみることにします。



2010年8月19日木曜日

パンチ購入

8月18日にパンチを購入しました。ドイツ語でパンチはLochzangeと言います。直訳すると「穴ペンチ」です。
私の購入したものは、直径2 mmから4.5 mmまで6つの大きさの穴が空けられます。ドイツ製ですが、かなり力が必要だと言うことがわかりました。握力を鍛えるトレーニング用具みたいです。
船の窓を開けてディテールアップする目的で買ったのですが、たくさんの穴をあけるのはかなりの体力が必要です。
価格は税込みで16.99ユーロでした。

2010年8月11日水曜日

キットと材料の購入

今日はオンラインショップにキットと厚紙を注文しました。支払いをすると発送してくれるということです。

購入したのは
・MS Stefan Batory x 2
・厚紙(1 mm厚)x 5
・厚紙(0.5 mm厚)x 5
でした。送料を含め34ユーロです。

購入したのは、
http://www.kartonmodellshop.de/
にあるオンラインショップです。名前はmodellserviceとなっていますね。所有者はAnna Wojcikという方。女性のようですが、ファミリーネームからするとドイツ人ではないのかな。スラブ系の名前です。

注文したMS Stefan Batoryはポーランドの船で、このキットを製造しているのもポーランドの会社です。二つ買ったのは一つは研究用に保存するためです。

面白くなってきました。

はじめに

ここ数年、船旅に惹かれていたのですが、旅だけではなく船そのもの、というよりは模型製作にも関心がわいてきました。
このブログでは、そんな模型作り体験について書いていこうと思っています。テーマは船の模型(今はペーパークラフトを考えています)作りですが、ベルリンでのキットや工具、材料の入手、費用などについても報告します。